WB HOUSE　新築工事

吹抜けの高窓から、神社の御神木が見える様にというたっての希望によりデザインされた物件です。こちらはインテリアコーディネーターのsumica design山元さんが、外壁や内部クロス、タイル、照明プランを担当・アドバイスしてくれました。特徴的な外壁は、新しく発売されたフィエルテという質感が特徴的な外壁材を採用しております。天然石のような重厚なイメージを与えつつ、木目調の玄関入り口が家の外観を引き締めてくれますね。リビングダイニングキッチンが吹抜けになっており、L型キッチンの横にダイニングテーブルを配置することで、料理をしながらスムーズに配膳出来る様になっています。キッチン対面の高窓からは御神木が臨める様になっていて、いつでも奥様の大好きな御神木の緑を覗くことが出来ます。リビングのフローリングはバーチ（カバザクラ）を採用しました。明るい色合いとその硬さが特徴です。床が硬いというのは丈夫である反面、長時間立っていると疲れてしまうというデメリットもあります。そのため、ソファや椅子に座ることが前提のリビングには向きますが、逆に、立ったり寝転んだりするような部屋には柔らかい素材のほうが向いていると言えます。

キッチンの裏手にあるパントリーには、ちょっとした作業台も設けました。奥様がレシピを調べたり、料理本を広げたりするスペースにもなっています。料理好きの奥様の腕が、最大限に発揮できる造りになったのではないでしょうか。寝室には、いつも寝る前に読書をされる旦那様のご希望により、本棚を設置することになりました。ここもsumica designさんのアドバイスにより、ロイヤルの可動棚を採用。すっきりとしたおしゃれな棚が収まりました。ここにたくさんの本が並ぶと、更に雰囲気も良くなりそうです。
初めてsumica designの山元さんとお仕事をさせて頂きましたが、工建設だけでは出なかったであろう発想もあり、とてもうまく機能したと思います。

設計

多田修一郎

内装

sumica design

施工

工建設株式会社

工法

WB　HOUSE