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私たちの仕事は、家をつくること

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衣・食・住とも言われるように、多くの人にとって家は必要不可欠です。 私たちは個人のご自宅をつくらせて頂いてますが、 それが例えマンションであれ、賃貸であれ、 眠る場所 食べる場所 着替える場所 洗濯をする場所 お風呂に入る場所 家とはそういう場所だと思います。 人にとって、こんなに大切な場所を作る仕事 それが大工であり、私たちの仕事でもあります。

私たち工建設株式会社は、 地域に根ざす住宅づくりを旗印としてます。 これはつまり、家をつくって終わりではなく、 その後も家にまつわるご相談やアフターメンテナンスに駆けつける。 本社より車で60分圏内の案件に絞らせて頂くのも、 いち早く現場に到着し、解決するため。 何十年という時間を過ごす場所づくりを任せて頂くわけですから、 言わば、「人に根ざす仕事」です。 これほどに誇りとやり甲斐を持てる仕事はないと、 代表を務めさせて頂いております私は、信じております。

そんな工建設株式会社は、 大工職の求人を「読むリクルート」としてこのページにまとめました。 大工経験者はもちろん、これから目指してみようという方、 どんな仕事なのかという興味だけでも構いません。 読んで頂き、少しでも仕事選びのお役に立てれば幸いです。

代表取締役 多田 修一郎
読 む 、

大工という仕事

クレーンで釣り上げた木材

大工とは木造建築の職人。ネットで調べればこの言葉を皮切りに、その歴史なども書き連ねており、言葉の意味としては今更聞くまでもないかも知れません。ここでは、私の知る「大工」というお仕事について、少しお伝えしたいと思います。
昔は、お客様が家を建てるときは「良い大工さんに頼む」ことがとても重要視されていました。基本的にまずは「良い大工さんを探す」そして、大工さんに間取りから使う材木まですべて一任する方も多かったと聞いております。今では単に「大工」と呼ばれますが、昔はその敬意を込めて「大工さん」と呼ぶ方がほとんどだったそうです。考えてみれば、大事な大事な家を任せる相手ですから、そう無碍にすること出来なかったのでしょうね。技術職でもありますので、そう簡単に、じゃあ自分でやるというわけにもいきません。私自身も、「大工さん」と呼ぶ事を特段意識しているわけでもなく、自然とそう呼んでいます。

そんな大工さんですが、時代と共に組織化していきます。効率面で見てもそうですし、やはり依頼する側にとっても、組織であることの安心感はあったと思います。当時はその頭になる人を棟梁と呼んだそうです。棟(むね。つまり建物)の梁(はり。建物にとって重要な部分)ですから、「欠かせない」という意味からでしょう。他の組織のトップの事も、棟梁と呼んだりしますが、大工さんの棟梁が起源です。今でも大工の棟梁と言えば、現場のトップを指します。家を丸々一人でも建てられる技術を習得し、現場チームを指揮する立場ですね。昔はこれに加えて営業職等、他の仕事も兼ねていたわけですから少し驚きです。現在では、その組織が我々「工務店」というわけですね。本物の大工とは、材木の反り、曲がり、ねじれなどを読み取りながら木を拵えて、家のどこに、どの材木を使うのか選定し、墨付け、加工、刻みができる人だと思います。いくら対応の良い工務店でも、良い大工さんが居なければ良い家は建ちません。言い方を変えると、腕の良い大工さんは、良い工務店には不可欠な存在だということです。

これから大工さんを目指そうという方や、興味を持って読んで下さっている方も、大工という仕事が、木材を加工して家を建てる仕事だという認識はあると思います。もちろんそうなのですが、木材と言っても様々な種類があり、その特徴などを掴んでいく内に、その面白さに気付いてもらえるのではないでしょうか。日本の大工の技術は世界でもトップクラスです。ところが、道具の発達などの合理化が進み、その担い手も少しずつ減ってきているようです。当然、道具の発達などは悪いことではありませんし、最後には技術に依るところも大きいのですが、やはり日本が誇るべき木工技術の担い手が減っているのは非常にもったいないと感じます。大工の楽しさとはつまり、ものづくりの楽しさでもあります。技術を身に付け、想像のままに木を加工していく。そんな面白さも、大工という仕事の面白さだと考えます。

大工のメリット

外での作業は、雨が激しければ中断せざるを得ません。昔は、そんな時はお休みだったりしたのですが、大工さんのお給金は日当加算ですので、雨続きだと貰えるお金が減ってしまいます。我々工建設では、そういったことのないように、雨が降っても出来る屋内での作業などのスケジュールを調整し、お給金が減ってしまうことを防ぐシステムが出来ています。
残業などはほとんどなく、入社1年目から夏と冬の年2回のボーナスの支給があります。また、弊社の営業方針によって、細やかなアフターケアが出来る距離の現場が基本となりますので、高鍋の本社より車での移動時間が60分圏内に限られてきます。移動による時間の消費が少なければ、仕事を終えたあとのプライベートな時間も持ちやすくなると思います。
当然、雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金等も充実させており、有給休暇もしっかり取得出来ます。

大工という生き方

一般的に大工さんの朝は早い方かもしれません。そこには理由があります。考えてみれば、なるほどということなのですが、基本的に陽が登っている間の作業になります。当然、暗くなってしまえばできる作業が限られてきますので、働く時間はお日様に依るところは大きいです。外での作業ですので、夏は暑いし冬は寒い。当たり前の事ですが、エアコンが普及している現代ではこういった点が嫌厭されてしまいがちです。しかし私は、とても人間らしい働き方のように思います。人は夜目が効かない生き物ですので、古来より昼間に活動し、夜は寝ていた生き物です。雨の日だって寝て過ごしていた為に、雨音を聞くと眠くなるという説もありますね。分野は違えど、農業などの一次産業に近い、生き物としてごく自然な働き方なのではないでしょうか。

身体を使う仕事ですので、長く働けないのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、そんなこともありません。60代、70代になっても現役の大工さんは沢山いらっしゃいます。

朝から黙々と作業をし、気が付けばお昼時、青空の下でお弁当を広げ、お腹を満たしたらまた作業に勤しむ。日が暮れたら片付けて後は自由。大工とはそんな生き方が出来る、魅力的なお仕事です。

工建設の大工さん

  • 牧草謙児

    牧草謙児

    大工歴 31年

    宮崎の高校を卒業し、単身名古屋でサラリーマン生活をしていたが、あまり楽しみを見出だせず1年で帰郷。仕事を探している折、父親からの紹介で大工職に弟子入りしたそうです。当時は大工職に興味すら持っておらず、紹介ならやってみようかという程度の感覚だったと語ってくれました。それが生涯の職になるとは自分でも考えてなかったというが、30年以上のキャリアで、基礎から家造りを叩き込まれて育ってきたため、非常に頼りになる大工さんです。
    絵に描いたような職人気質を持ち合わせているため、口数は少なく仕事にも厳しい反面、相手の為を考えた叱咤には彼なりの愛情が籠もっているように感じます。ご想像のとおり、表に出るのはとても苦手なので、今回のホームページでの紹介は本当に嫌だと思いますが、読んで頂いている皆さんに少しでも私達のことを知って頂けるようにという話をしたところ、快く(?)承諾してくれる優しい面もあります。 大工になったきっかけを尋ねたところ、「特にない。たまたま紹介されたから」という返事が返ってきました。あまり突っ込むと怖いので(嘘です)それ以上聞きませんでした。ただ最後に、小さい頃からモノを作ったり解体したりは好きだったと話しました。
    本人談「なんだかんだ言っても結局、モノを作るのが好きなやつじゃねえと続かんよ」(訳:モノづくりが好きな人は是非、工建設での大工職も検討してみてね)

  • 大西清紀

    大西清紀

    大工歴 22年

    家の近所に大工さんが住んでいて、小さい頃から大工職に憧れ、大工になるために工業高校へ進学、卒業してすぐに大工職に弟子入りをした。純粋に大工になりたくて夢を叶えた、真面目で優しい大工さんです。
    一見優しそうで、本当に優しい。趣味はフットサルで、自分でチームも作り、毎週フットサルで汗を流す爽やかさも併せ持っています。チームには子供から大人まで幅広い年齢層のメンバーが所属していて、毎回楽しくフットサルをしています。(フットサル・サッカー好きなら大工にならなくとも是非チームに)
    好きこそものの上手なれとは言いますが、やはり好きで仕事をやっている充実感は表情にも表れるようで、人当たりも良く、牧草氏同様、一人で家一棟を建てらる技術と知識はとても信頼しています。
    今回のホームページで紹介させてもらうことも、快く承諾してくれたのはもちろん、他の媒体で大西氏本人の写真が載っちゃていたときも、事後報告(本当に申し訳ないです)でも笑って許してくれる心の余裕に感服したという、私のエピソードを添えさせて頂きます。

工建設の展望

「息づく家づくり」と背中にプリントされたTシャツを着た男性職人

私たち工建設には、先述した現在2名の大工が在籍してます。ゆくゆくは6名まで拡大したいと考えています。そして、3名ずつのチームを作り、1チームが作業場で新築や増改築などの材木を墨付け・刻みしている最中に、もう1チームが新築や増改築などの現場を施工している状況を作る予定です。
それぞれのチームにリーダー(棟梁)が居て、中堅がいて、新人がいる。その中で、大工の技を継承していきながら、会社を成長させていきます。
また、大工チームが確立すれば、現場管理者を増やすことも考えています。現場管理者には、お客様と大工との仲介役としてしっかりと働いてもらいつつ、営業活動も併行して取り組んでもらいます。
現在工建設では、大変有難いことに、お受けしきれないほどのご依頼を頂いており、会社として更なるステップアップの時期に差し掛かってます。未経験者から経験者まで、技術者として丁寧に育成していく環境を用意します。ぜひ本物の大工さんへと育っていき、ものづくりの楽しさ、面白さを見つけて頂きたいと考えてます。それまで、工建設株式会社は総力を挙げて育成・サポートしていきます。
もちろん、UターンやIターンも大歓迎です。南国宮崎と言われて久しいですが、海と山と、大きな空のある宮崎で汗を流し、人から喜んで頂けるモノづくりをしてみませんか?

工建設は創業32年。地域の皆様に信頼して頂き、今の会社があります。2代目である私の代になって早8年です。新参の会社のつもりでここまで来ましたが、私達はまだまだ成長していきます。少しでも興味が湧いた方や、話だけでも聞いてみたいといった方は、気軽に、遠慮なく、お問い合わせ下さい。

質問・ご相談

ここまで読んで頂き、大工というお仕事に興味を持たれた方は、下の入力フォームかお電話でお問い合わせ下さい。
現場の見学や体験なども、随時受け付けております。
なかなか勇気が要るかもしれませんが、是非、お気軽にお問い合わせ下さい。

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