工だより-家と人と技と日々

家づくりにまつわる話や工建設の日常をお届けします

2020年07月10日未分類

家に住んでいて梅雨時期に困る存在

数年前に、WB HOUSE で家を建てさせてもらったお客様から、ある問い合わせがありました。

ちょうど、梅雨時期だったような気がします。

家に住んでいて、家族と生活していて、人が不快に思う存在って何だと思いますか?

そのお客様からの問い合わせは、「カビが発生してる」という内容でした。

カビが発生したのは、ウォークインクローゼットに収納してある旦那さんの革ジャンでした。

旦那さんも奥さんも仕事をされていて、日曜日ぐらいしか、ゆっくり過ごせない。

なので、普段、ほとんどウォークインクローゼットの換気をされておらず、外部の窓も、部屋に入る扉も締め切った状態でした。

いくら、呼吸する家であるWB HOUSE であっても、梅雨時期の高すぎる湿気をすべて自然に透湿することはできません。

そこで、ウォークインクローゼットに強制的に換気するための機械換気を取付けました。

この梅雨時期に限らず、カビ臭さや緑色に発生したカビの見た目って誰でも不快に思いますよね。

この梅雨時期だからこそ、少ない晴れ間が生じた際には、ぜひ、窓をあけて、内部の扉をすべて開口して、自然の風を洋服や人にあててください。

自然の換気が一番のカビ対策になります。

2020年07月08日未分類

畳の違いとは

まず、全国的に大雨が降っており、土砂災害や河川の氾濫による水害により命を落とされた方に対し、お悔やみ申し上げます。

また、いまも不安な中、避難所で生活されている方や家屋の片づけに追われている方に対しての報道を見ていても「私たちに何かできないのか」と悔しい思いでいます。

線状降水帯というワードを良く耳にしますが、台風のように、ある程度、しっかりとした進路予想ができるものではなく、梅雨前線と高気圧の接近により発生するものなので、突発的に大雨が降り、避難が遅れてしまう傾向があると報道で学びました。「早めの避難、そして命を守る」ことが大切ですね。

昨年の暖冬の影響で、雪が降らなかった分、今年は雨が多く降りますよ。と教えてくださった方がいます。まさに、その通りになってしまっています。自然災害は恐ろしいですね。

私たちも他人事ではありません。弊社のお客様や営業範囲内でも水害や土砂災害が発生する危険性は今後も十分にあり得ます。しっかりとした「備え」をし、その時がきたら、対応できるようにしていきたいと思います。

さて、今日は「畳」について書こうと思います。

昔から、天然のい草はよく使われています。あのい草のニオイはマイナスイオンが出てるのではないかと連想させるほど、落ち着きますよね。やはり、畳で横になると癒されます。

しかし、近年では、畳も進化してきました。

こちらが大建というメーカーの「ここち和座(わざ)」という樹脂畳の商品です。

和紙を加工、樹脂でコーティングしてから交互に編み込み畳として商品化されています。

特徴としては、

い草の畳:カビが生え、ダニも発生しやすい。水滴がすぐに染み込み、拭いても跡が残る。表面が削れて、ささくれやすい。天然素材のため、茶色く変色する

樹脂の畳:カビの発生はごくわずか。水滴が染み込みにくく、跡が残らない。ほとんど傷がつかず、美しさを保つ。変色がほとんどしない。

といった特徴の違いがあります。

写真のように、並べ方を替えることで、畳の目の方向が違うため、市松模様のように変化させることもできます。サイズは、半畳サイズと一帖サイズを造ることが可能です。

いまは、13mm程度の薄い敷き込みタイプの畳もありますが、やはり硬いため、最低でも30~58mm程度の厚さを持たせることをおススメします。

樹脂畳は、一般のい草のように縁(へり)を廻さずに、縁なしで加工することができます。

い草と違い、生地が軟らかいため、角を折り曲げることが可能だからです。

これから、盆休みにむけて、畳の造り替えや表替えも増えてきます。皆さんも参考にされてみては如何でしょうか。

2020年06月27日未分類

93歳のおばあちゃんでも使える電気錠の玄関

どんどん暑さが厳しくなってきました。と同時に大雨の日がこれから増えてきそうですね。

弊社が建てた住宅ではないのですが、雨漏りの修繕依頼も何件か伺っており、早く対応しなければと気持ちばかりが焦っています。

しかし、数日晴れ間が続かないと対応できない案件ばかり。梅雨があけたら、すべて対応しないとと肝に銘じているところです。

今日は、4月下旬にリフォームさせてもらった現場のことを書きます。

「93歳のおばあちゃんでも簡単に開け閉めができる玄関扉にして欲しい」というのが同居するお孫さんからの御依頼でした。

もともとは、この写真のように引違いの古い玄関扉が取り付けてありました。

93歳のおばあちゃんに鍵をもたせても、握力が衰えており、鍵で開けたり閉めたりすることが困難な状態でした。

また、おばあちゃんは耳が遠く、補聴器をつけて生活されていますが、散歩から帰り、自分で鍵が開けられないためインターホンを押すが、耳が遠くインターホン越しの会話もスムーズにできないため苦労されていました。

そこで、同居するお孫さんから玄関のリフォームをご相談された際、電気錠が搭載されている玄関扉にしたいとご依頼がありました。

こちらが施工後の写真です。

YKKapの都城ショールームへ行き、電気錠の使い方をメーカーから教えてもらい、施錠および開錠の様子を動画で撮影して、お孫さんに見てもらい、これならおばあちゃんでも使えるかも!とご納得していただいてから工事に入りました。

車の鍵と同じようなリモコン式の鍵とカードキー、それからシールキーというのが付属されています。

どれも性能が素晴らしく、リモコンをポケットや鞄に入れていながら手でハンドルのボタンにタッチすれば鍵の開錠や施錠が簡単にできます。

カードキーの場合は、カードをタッチし、シールキーは手持ちの携帯など私物に張るだけで鍵になる優れものです。

開錠した場合は、開いていること=危険ということで赤色のLEDライトが点滅。施錠した場合は、閉めていること=安心ということで青色のLEDライトが点滅する仕組みになっています。

なので、耳の遠いおばあちゃんでも目で見て開いたか閉まったかの確認ができる点が採用していただいた大きなポイントになりました。

お住いのお客様に合わせて、私たちがどのような提案ができるか。お客様の気持ちになって考え、発言し、行動することを心掛けています。

また、93歳のおばあちゃんが元気に玄関扉を使っていらっしゃるか会いに行こうと思います。

2020年06月18日未分類

玄関扉は家の顔

いま、新築の間取りを3件ほど描いておりますが、壁にぶつかってみたり、壁を突破してみたり。一喜一憂してはいけないのですが、一喜一憂しながら自分に鞭をうって図面と向き合っています。

今日は、玄関扉について書こうと思います。

皆さんにとって玄関は、優先されるべき場所でか、後回しにされる場所ですか?

間取りを打合せする際に、窓の形状や大きさについても話し合いますが、玄関扉と他の窓とではお客様の食い付きが違います。笑

やはり、玄関扉は家の顔。ですよね。

こちらの玄関扉は、引違い扉です。YKKapの「れん樹」というブランドで、洋風ベーシックという種類になります。色は、「キャラメルチーク」です。

引違い扉ですので、どちらからも出入りすることができますが、基本的には、片方だけしか出入りに使いません。もう片方は、内側から施錠しています。引違い扉のいいところは、外せること。大きな荷物を出し入れするときは、上に持ち上げ外し、扉2枚分の開口を確保することができます。(結構な重さですが)また、写真の玄関のようにスリットの多い扉にすると玄関内部の明るさを確保できるのも引違い扉のメリットです。

こちらは、袖付の片引き扉です。YKKapの「コンコード」というブランドです。色は、さきほどの同じ「キャラメルチーク」になります。

この片引き扉は、引違い扉も片方しか出入りに使わないのであれば片引き扉でいいじゃないか。という考えの方が採用されるケースが多いです。でも、玄関の内部が暗くならないように、袖にガラスを設けて組み合わせることができます。お客様の希望に合わせ、こちらも提案しています。

こちらは、袖なしのアウトセット片引き扉です。ブランドはさきほどと同じですが、色は「バニラウォールナット」です。

さきほどの片引き扉と何が違うのか、まず袖のガラスがない。それから、扉が完全に外に持ち出しています。あと、袖付よりもコストが安いというのもメリットの一つです。しかし、デメリットとしては玄関内部に光が入らないので暗くなるという点があります。ただ、カッコよさは抜群です。

最後に、こちらが片開き扉の玄関です。YKKapの「ヴェナート」というブランドで、色は「マキアートパイン」になります。

片開き扉は、何といってもデザインの種類が一番多いのが最大のメリットです。引違い扉や片引き扉では選べないデザインも取り揃えてあります。また、スッキリとした印象を与えられることもグッドですね。

しかし、雨の日は少し大変です。手前に開いて、傘をたたんで、家の中に入る。また、子供さんがいれば、子供さんの面倒も見てからになりますので、なかなか大変です。でも、引違い扉と違って中の壁も増えるので、玄関の間口を小さくし建坪も減らすこともできます。

長文になってしましました。そろそろ間取り作成に戻ります。今日もブログをご覧いただき、ありがとうございました。

2020年06月09日未分類

小窓の使い方

 

雨の多い時期に突入してしまいましたね。

いま有りがたいことに、2件の新築住宅の間取りを作成中です。外の雨の様子を見ながら、事務所で図面を描いています。

お客様と打合せしていると、窓の大きさや種類はどうする?

という議題にぶつかります。

こちらは、壁付けキッチン前に配置した引違い窓の写真です。

ちょうど、吊り戸棚の下端を1.7mにしたので、窓の高さもそれに合わせて取り付けることで、キッチンで料理をしながら、外の様子が見えるようにしました。

このように小窓も住むにあたって重要な役割を担います。

採光や換気も考慮しながら、外と中の空間をどう繋げるのか。小窓の使い方は、私たちの腕の見せ所です。

2020年06月02日未分類

屋根裏って必要?

いま施工しているǸさまの住宅は、残念ながらWBHOUSEではありません。

しかし、断熱材の施工は、WBHOUSEと同等の断熱材を使用し、同じ施工方法で作っています。何が違うのかというと家が勝手に呼吸する仕組みを取り入れているか否かの違いです。

先日、弊社の大工さんが屋根裏に入って、換気扇のダクトの繋ぎ込みを行いました。

大工:「屋根裏が暑すぎて、汗が止まらんちゃけど!!」

わたし:「やっぱりWBじゃないと、屋根裏に風が入ってこないから暑いんですかね」

大工:「そうだと思うよ。だって、WBだったら、外からの風が入ってくる間隔があって涼しいもんね」

という会話をしました。

そもそも屋根裏って必要?

部屋を作る訳でもなく、屋根の重さを支えるための材木が組まれている空間で、あまり高さや広さも必要ないんじゃないかと言われるお客様がいらっしゃいます。

わたしの考えですが、「屋根裏は屋根と部屋の間にあるクッション的な役割を担っている空間」だと思います。

夏の厳しい太陽の熱が屋根や外壁にあたり、部屋は暑くなります。でも、小屋裏がクッションとなり、暑さを軽減することができます。

あとは、その屋根裏に熱が蓄積しない仕組みを作るかどうかが、冷暖房効率の向上や省エネに繋がり、住むお客様の快適度がアップすると考えています。

なので、屋根裏は家には不可欠な空間なのです。

住宅にどんな付加価値をあたえるか。それをどうお客様に説明し、納得してもらうかが私たちの仕事だと感じています。

屋根裏空間は、とても大切ですよ。

2020年05月27日未分類

便器の選び方

住宅には、かならず「トイレ」が必要です。

まだ、新型コロナウイルスの影響で、いつもであれば2週間ぐらいの納期で便器も手元に届いておりましたが、いまは2週間以上の納期がかかってしまいます。

お客様にはご不便をおかけしますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

さて、こちらの写真は、TOTOのネオレストAHという商品です。タンクレスと良く言われますが、このシンプルな便器の中にすべての設備が搭載されています。

タンクレスと言えば、何と言っても見た目の美しさ。お掃除がしやすく、見た目もカッコイイですよね。

一度に流す水の量は、なんと3.8リットルです。

停電した場合も、後ろのカバーを外して、電池式のアダプターを差し、内臓のタンクに水を入れれば、水が流せる仕組みになっています。

また、TOTOさんは長期保証制度を導入しており、最初に約18000円ぐらいの保証料をお支払いすれば、10年間は部品交換やメンテの出張料もかかりません。そのため、弊社では最初から工事見積金額に保証料を含んでおります。

この一体型便器でネックな点は、故障したらすべて交換しないといけないことです。よく7~8年しか経っていないのに、部品が廃盤ですので修理ができませんと言われます。

その際に、一体型の便器はすべて交換となるのでリスクも高くなります。しかし、長期保証制度を利用していれば、10年間は安心です。

その点、便器・便座・タンクが別々になっている組み合わせ便器の方が、メンテナンス費用を抑えることができます。

こちらの写真が、TOTOさんのピュアレストEXという組み合わせ便器の商品です。

便器に対して、何を優先するのか。じっくり考えた上で結論を出すことをおススメいたします。

2020年05月21日未分類

システムキッチンの収納力

先日、新規のお客様からキッチンのリフォームについて御相談を受け、現地調査に行ってきました。

30年ほど使ったキッチンはシステムキッチンではなく、コンロ台・流し台・作業台がそれぞれ独立したものを隣どおしに並べた置き型のキッチンでした。

『キッチンを入れ替えたい理由は何ですか?』とお聞きすると、『もう十分すぎるほど使ったし、劣化も進んできてるから』とのこと。

そこで、カタログをお持ちし、タカラスタンダードのシステムキッチンをご提案しました。写真のように、すべての収納が引き出しになっており、昔と収納力が違います。お客様が使っているキッチンは開き扉で奥の鍋などを出す際に、手前のものを一旦出したりして奥のものをとる作業が手間だとおっしゃっていました。

新しいシステムキッチンは、内部もホーロー製のため、マグネットの仕切りを使い、鍋などを分けて収納できるますし、オプションで包丁やサランラップなどを収納する小物入れもございます。

お客様も『ここまで進化してるのか』と驚いていらっしゃいました。

近々、ショールームを予約し、お客様に進化したキッチンを見ていただこうと思います。

2020年05月19日未分類

クロス選びのポイント

いま工事中のNさまと先日、天井や壁のクロス選びを行いました。

『全くイメージがわかない』と皆さんおっしゃいます。決めるためには、ちょっとした勢いも必要です。笑

工務店側がこんなこと言ってはいけないかもしれませんが・・・

確かに小さなクロスのサンプルを見てもイメージがわかないのが、決める上で時間を要する原因でもあります。

クロス選びのポイントは、暖色系にするか寒色系にするか、好きな色は何か、柄入りがいいか無地がいいか、などの要点を押さえながら生地を選ぶことです。

最近は全体的に白を基本色として、写真のようにポイントで違う色を選ばれる方が増えています。

皆さん、SNSやアプリを見て、よく勉強されています。

私たちができること、それは『さりげないお手伝い』です。旦那さんの意見と奥さん意見、それから子供さんの意見、みんなの意見に対して私はなるべく中立な立場を貫いています。

時には、『そのクロスは生地が薄すぎるので止めといた方がいいかもしれません』とか、『キッチンや床材の色に合わせるなら、この色のクロスはどうですか?』など、意見を述べることもあります。

そんな打合せの時間が私にとっては楽しいのです。

今週末には、Oさまと新築の2度目の打合せ。週明けには、Iさまと新築の契約を控えています。

そろそろ梅雨入りしそうですが、晴れやかな気持ちで仕事できることに感謝です。

2020年05月13日未分類

私のお勧めするシャワーヘッド

毎日、いろんなニュースを目にしますね。例年よりも早く、暑さが増してきているような気がします。

私が使ってみて、好感触だった商品をご紹介します。

TOTOさんの『エアインシャワー』という商品です。

暑さが増してきてますので、ちょっと汗を流すためにシャワーを浴びる機会も増えてくるかと思います。

このエアインシャワーは、水流に空気を含ませることで快適な浴び心地を実現しています。また、省エネにも繋がっています。

シャワーヘッドの取り替えは、そんなに難しいことではありません。

ぜひ、お試しください。

オーナーズインタビュー vol.1