洋風のL字型平屋建て WB HOUSE 【連載④】
気付けば・・・令和2年(2020年)も残りわずかとなってきましたね。
高鍋町もフロントガラスが凍ったり、畑や田んぼに霜がおりたりと、寒さが増してきたように感じています。
年末年始は、事故なども多くなってきますので、皆さんの運転などにはくれぐれもご注意ください。
さて、12月7日にお引渡しさせていただいたIさま邸の施工実績について今日は書こうと思います。
お引渡しの次の日に、夕方ご自宅に伺ったところ、引っ越しなどお疲れだったにも関わらず、ニコニコされていたIさまの奥さん。喜んでいただけて本当によかったなぁとシミジミ想いながら、帰ったところでした。
Iさまの住宅は、特に奥さんのご要望がいっぱい詰まった。笑
デザインになっています。今日の施工実績、テーマは「洗面脱衣室について」です。

Iさまご家族は、旦那さん、奥さん、息子さんが2人いらっしゃいます。
息子さんが中学生以上?もしくは小学校高学年にもなると、男の子として年ごろを迎えます。
そんな時期がきたときに、お母さんはお風呂に入っているけど、息子さんは洗面所を使いたい・・・でも部屋が繋がっている・・・となると困りますよね。
Iさまのご要望で、洗面と脱衣スペースを将来的に仕切れるように、真ん中にハンガーパイプを取付けました。これは、Iさまの奥さんのご要望です。ここにカーテンなどを掛けることができます。
私たち、建てる側がお客様から教わることはたくさんあります。この提案もその一つです。「そうか、何でもかんでも壁で仕切らなくてもいいんだ」と気づかされました。

また、ここの洗面脱衣室には勝手口もあります。しかも、中で靴が脱げるようにタイルが貼ってあるんです。外に靴を置いていたら、庇があったとしても靴が雨などで濡れちゃいますもんね。私たちは「入り込み」と呼んでいますが、近年では初めてに近い取り組みでした。

こちらはTOTOさんのエスクワという商品の洗面化粧台です。カウンター式になっていて、洗面台の横がドレッサースペースとしても活用できます。三面鏡もすべて開閉ができる収納タイプです。スタイリッシュでカッコいい商品なので弊社としてもおススメです。
洗面脱衣室は、洗面室と脱衣室という2つの顔を持っています。その2つの顔を最初から分けてしまうか、簡易的に仕切れるようにするのか、家族構成も含めて、これからもご提案していきたいです。
薪ストーブ × WB HOUSE【連載②】
昨日から弊社の社員大工さんが、Kさま邸に乗り込みました。
今日は土台敷きを行っています。

何とか天候が良い日が続いてますので、何とか棟上げまで持ちこたえて欲しいものです。
弊社もパートさんたちと手分けして、年賀状の作成やカレンダー配りなどをフル稼働で行っています。
年末まで、事故や怪我をしないよう安全に気を付けながら過ごしていきたいですね。
洋風のL字型平屋建て WB HOUSE 【連載③】

2日間の完成見学会が無事に終わりました。
お施主さまであるIさまご夫婦とそのご両親に、まずは感謝申し上げます。完成見学会を実施させてくださり、本当に有難う御座いました。
今回は新型コロナウイルスの感染対策を優先し、1日5組限定の2日間で10組という完全予約制でやらせていただきました。
『予約制なんて、ちょっと敷居を高くしたみたいで、来てくださる方はいるだろうか』とかなり心配しましたが、2日間で8組のお客様がご来場くださいました。
そして、予約制にしたことで、1組1組のお客様とじっくり会話をすることができ、新な発見や気付きにたくさん出会えることができました。

まだまだ説明下手な私の話を聞いてくださった初めましてのお客様、最後まで話を聞いて下さり、有難う御座いました。
また、これからお世話になるお客様やOB客の皆様も、ご来場いただき、本当に有難う御座いました。

明日はIさまご家族へ、この住宅をお引き渡しします。嬉しさと、もうこの現場が終わってしまうのかという淋しさとありますが、達成感に満たされています。

これからも、反省すること、学ぶことを怠ることなく、一人一人のお客様と誠心誠意向き合っていけたらと考えております。
薪ストーブ × WB HOUSE【連載①】
川南町の国道10号線沿いに、Kさま邸新築工事に着手しました。
令和3年の3月末がお引渡し予定です。
今日も基礎工事に鬼塚組さんが入ってくれています。いつも無理を聞いてくださり、有難う御座います。

しばらく天候は良さそうですが、朝晩の寒さが増してきました。協力業者の皆さんと体調に気を付けながら、まずは、12月14日と15日の棟上げを予定どおり実施できるよう頑張りたいと思います。

Kさま、完成までしっかりと勤めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
子供部屋の将来
お客様と新築住宅の間取りを考える際に、子供部屋をどうするかの議論になります。
子供部屋は、子供さんの人数分設けるのが正解なのでしょうか?
例えば、子供さんが3人いらっしゃるとします。1部屋6帖とすると、3部屋でもう18帖=9坪になります。
6帖のスペースとは別にクローゼットなどの収納も必要ですよね。

子供さんの性別や年齢差を含めて、私はご提案するようにしています。
男の子と女の子が両方いらっしゃる場合には、やはりちゃんと壁で仕切ってあげた方が将来的にもプライベート空間が保てますよね。
しかし、同性の場合は考え方が変わってきます。9帖もしくは12帖の子供部屋を1つ作って、家具などで仕切る方法もありますよね。
また、一番上の子供さんと一番下の子供さんの年齢が6歳以上離れていたりすると、3人いらっしゃっても子供部屋は2つでいいかもしれません。

子供部屋の将来をどのように活用するのか、間取りを考える上でのポイントになってきます。子供さんが高校を卒業し、大学へ進学したり、就職したりすれば家を出ていきますよね。
でも、娘さんであれば、結婚して孫を連れて、実家に泊まりにくるかもしれません。
子供部屋が将来的に、産後の寝室になる場合もあるわけです。
反対に子供部屋が倉庫になってしまう可能性もあります。
なので、子供部屋の数と配置はとても大切ですし、子供部屋の将来をお客様の将来と照らし合わせながら検討していくことをおススメします。
大工育成プロジェクト【連載④】
今日は、以前ブログで紹介した『ひむか大工塾』に参加しています。今日と明日の2日間です。
いよいよ今日から、自分たちの描いた現寸図を基に、「木ごしらえ→墨付け」の作業に入りました。
最終的な完成形はこちらです。

本番でも練習でも、あえて材木の寸法が少し大きめに成形されており、まずは鉋で削って必要な寸法に「木をこしらえないといけません」。大工技能士の実技は、ホントに奥が深く、難しい試験です。

鉋(かんな)の手入れが悪ければ、当然、材木も簡単には削れません。
このように定規を充てながら、ちゃんと直角に材木が削れているかを確認しながらの作業になります。

生徒さんにはもちろん個人差もありますし、覚えるスピードも違います。
一番大切なのは、「取り組む姿勢」だと感じています。

来月にはいよいよ組み立てていきます。
この中から何名、2級大工技能士に合格できるか楽しみな反面、責任重大です。
改修の難しさ

おはようございます。
いきなり、こんな写真を載せましたのでビックリされた方はごめんなさい。
この材木は、2階建て住宅の外に見せている通し柱の元口です(元口とは、木の根っこ側)。
切断する前は、まさかここまで根元が腐食しているとは思いもよりませんでした。

改修工事の難しいところは、『やってみないと本質が分からない』ということです。
この柱も切断してみないとホントの劣化状況は分かりませんでした。
私たちは経験を積みながら、お客様から相談されたときに推測を交えて応えないといけません。

でも、時には応えた内容と違ったり、正反対の結果だったりします。そのときに、ちゃんと謝ることができるか、失敗を認めることができるかが大切です。

この工事も1年ほど前から相談されてましたので、お客様にお待たせしたことに対して謝りました。だって、こんなに腐食しているのに待たせてしまったので。
反省したところです。そして、『改修の難しさ』をまた1つ経験できました。
おもしろい材料 part2
以前のブログでホワイトボードシートのご紹介をしました。
今回は、「おもしろい材料 part2」と題して、マグネットシートのご案内です。

一見、普通のクロスが貼られた壁になぜ水性ペンがくっついてるのか?
と不思議な感覚に陥るかと思います。笑
実は、クロスを貼る前に、マグネットシートという材料を先に貼っているからです。クロスよりも厚みが少しありますが、マグネットシートの上からクロスを貼っても、ほとんど凹凸は目立ちません。その分、クロス業者さんのパテ処理が増え、手間はかかります。
しかし、マグネットが貼れるようにすることで、画鋲や押しピンで壁に穴をあける必要がなくなります。例えば、子供の運動会の予定表を貼ったり、地区の連絡網を貼ったりと目につく場所に大切な書類を貼ることができます。
Nさま邸では、リビングの壁と旦那さんの書斎の壁にこのマグネットシートを使いました。ぜひ、おススメです。
大工育成プロジェクト【連載③】
私は工建設株式会社の代表取締役であることは確かですが、大工ではありません。
経営者であり、現場監督です。
しかし、大工という職人の仕事をすべて理解することは難しいかもしれませんが、理解する努力をするべきだと考えています。
極端に言うと大工さんが居なければ、家を建てることはできません。
私が所属している一般社団法人宮崎県建築業協会で、今年も国の大工育成に関する補助事業に申請して『ひむか大工塾』を開講しています。

私は、さきほど記したように大工ではありません。でも講師として参加しています。
当然ですが、教えられることはごく僅かです。私がなぜこの大工塾に参加しているのか。
それは、①大工の育成に本気で取り組まないと建築業の未来はないと考えているから②大工塾に参加し、少しでも大工という仕事や技を学びたいからです。

私も生徒に混じって、訓練校の田中先生に教えてもらいながら現寸図を描きました。
1級大工技能士や2級大工技能士は、出された課題に対して現寸図を描き、材料をこしらえ、墨つけ、刻み、組立までを5時間半で終わらせないといけません。この現寸図は2級の課題です。
やってみた感想は、『とにかく難しい』でした。大工になること、技能士を習得することは容易いことではありません。
どの仕事もそうですが、私はこの仕事をもっと知り、勉強して、より成長したいとあらためて思いました。
仕事をしながら大工塾に参加することは簡単ではありませんが、自分への挑戦を会社としての成長をこれからも求めていきます。
洋風のL字型平屋建て WB HOUSE 【連載②】
今年は、近年の中では台風被害による対応も少なく、おかげさまで新築の現場施工が順調に進んでおります。

大工さんは晴れ間が続いているので、外壁の窯業系サイディング張りを行っています。
今回は、洋風の外観にピッタリなケイミューさんのナチュラルレンガという柄でホワイト色をお客様が選ばれました。瓦は、洋瓦のアンティークブラウン色、サッシはYKKapさんの商品でホワイト色です。

北面から見るとだいぶ全景が分かりやすいでしょうか。可愛らしい外観に仕上がりそうで完成が楽しみです。暑い中、頭を使い、汗を流しながら作業してくれている社員大工さんたちには感謝の気持ちで一杯です。
内部もWBHOUSEの肝である断熱材の充填施工も完了しております。

この断熱材施工は、主に雨の日に、外部の仕事ができない時に施工をしてくれました。これだけの仕事ですが、合わせて4~5日ほどで壁と屋根の断熱材施工を終わらせてくれたと思います。社員大工さんも断熱材入れの施工効率があがり、どんどんスピードアップしています。
明日は、こちらの現場でお客様とアイランドキッチンの配置場所についてや天井高さの確認をするために打合せを行います。内部もどんどん様変わりしていきますよぉ~。