工だより-家と人と技と日々

家づくりにまつわる話や工建設の日常をお届けします

2022年05月26日未分類

家の耐久性

先日、WB HOUSE 九州友の会が正式に総会の場で承認され、コロナでできなかった九州大会が実施されました。

九州のWB会員さんたちからパワーをもらい、まだまだ自分の未熟さを痛感しつつ、新たな気持ちで仕事に臨めています。

九州大会で講演があり、新建ハウジングの三浦社長の話を聞くことができました。今回のブログで一部のスライドを使わせていただきます。

いま、新型コロナ、ロシアのウクライナ侵攻となかなか明るいニュースが少ない中でさらに私たちの生活を脅かしているのが物価の上昇です。住宅を建てる、造る上で必要な資材も軒並み値上げしており、電気代もさらに高騰することが予想されています。そんな時だからこそ、ローコスト住宅よりも長持ちする耐久性の高い家を建てた方が将来的なメンテナンス費用も削減できますし、何よりも安心して生活していくことができます。

その証拠に、家つくりにおいて重視したのは?というアンケート調査に対して、新築注文住宅顧客が重視した第1位が「長持ちする、耐久性が高い」でした。しかし、相反して、第2位が価格(建築費)が安いという結果です。

こちらも凄く参考になる資料なんですが、日本人とヨーロッパ人をグラスを使って表現した図になります。ヨーロッパ人に対して日本人の方が生涯収入が多く、また生涯支出も多くなっています。それは、住宅にかける費用が高いからだというのが見て取れます。ヨーロッパ人は、3世代ぐらいに渡って、リフォームなどをしながら一軒の家に長く住む特性があります。それは、地震がほとんどないことも理由の一つですが、言い方をかえれば「家を大事にしている」ということにもなります。

日本の住宅の平均寿命が26年、ヨーロッパの住宅の平均寿命が74年と言われています。物価が高騰しているのに所得が上がってこなければ、新築の需要は減り、中古住宅の需要が増えていくことも考えられます。お客さまに合わせて、新築だけを押し付けるのではなく、中古住宅の購入や身内の所有する住宅を引き継ぐなどの提案もこれから益々重要になってきそうです。

新築住宅で耐久性の高い家を建てるためには、初期投資も多くなってしまいます。しかし、住宅費用が膨大になりすぎて、生涯のゆとりが無さすぎるのも問題です。これからは、ファイナンシャルプランナーさんなどの力も借りながら、お客様が知りたい価格の話も長いスパンでご提案できるように勉強していきたいなと感じました。

オーナーズインタビュー vol.1