前編でご説明した通り、既存の浴室と洋室の間がポッカリ空いており、そこにエコキュートが設置されていました。しかし、湿気がこもったり、落ち葉などの溜まり場になってしまってました。
そこで、その勿体ないスペースに洗面脱衣室を増築した訳です。
写真で見るとこのように屋根を設けて、外壁も張り替えて一体感のある外観へと変貌を遂げました。
せっかく、浴室や洗面脱衣室などをリフォームするということで、残りの北面の外壁やサッシも取替えをさせていただきました。
やはり、北面は風通しも悪かったり、陽当たりも悪いので、外壁の杉板がだいぶ劣化していました。また、サッシも単板ガラスの古い商品だったので結露も酷かったそうです。
もともとの洗面脱衣室は前編で紹介した通り、親世帯と子世帯をとつなぐ廊下の途中にありました。
しかし、今回のリフォームで新しく洗面脱衣室を増築したため、写真のような素敵な空間に仕上がりました。
洗面脱衣室にも、肌着やバスタオルが置けるように・・・可動棚の収納も設置し、Fさまにも大変喜んでいただきました。
浴室に関しては、とにかく冬が寒い。というのがFさまの悩みでした。
窓もこんなに大きかったので、冷気が入ってきて、とても寒そうですよね。
今回もTOTOさんの商品が採用され、Fさまはシンラを選ばれました。窓もかなり小さくして、親世帯の窓から身体のシルエットが見えないように、そしてちゃんとプライベートが確保できる浴室になりました。
今回、Fさまがリフォームしたかった理由をまとめると、①廊下の途中にある洗面脱衣室をちゃんとプライベートが確保された部屋にしたい②寒い浴室を暖かいお風呂にしたい③使っていない洋室をウォークインクローゼットにするなど収納スペースを増やしたい④北側の外壁やサッシを改修したい。以上の4つが主な内容でした。
これから私たちも色々な経験を積みながら、「お客さまにとって何が最良か?」を考え、ご提案していけるように精進していきたいと思います。
長い後編になってしまいましたが、読んでくださった方々、ありがとうございました。