国道10号線沿いの新築平屋建て WB HOUSE 【連載①】
川南町の国道10号線沿いに、Kさま邸新築工事に着手しました。
令和3年の3月末がお引渡し予定です。
今日も基礎工事に鬼塚組さんが入ってくれています。いつも無理を聞いてくださり、有難う御座います。

しばらく天候は良さそうですが、朝晩の寒さが増してきました。協力業者の皆さんと体調に気を付けながら、まずは、12月14日と15日の棟上げを予定どおり実施できるよう頑張りたいと思います。

Kさま、完成までしっかりと勤めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
子供部屋の将来
お客様と新築住宅の間取りを考える際に、子供部屋をどうするかの議論になります。
子供部屋は、子供さんの人数分設けるのが正解なのでしょうか?
例えば、子供さんが3人いらっしゃるとします。1部屋6帖とすると、3部屋でもう18帖=9坪になります。
6帖のスペースとは別にクローゼットなどの収納も必要ですよね。

子供さんの性別や年齢差を含めて、私はご提案するようにしています。
男の子と女の子が両方いらっしゃる場合には、やはりちゃんと壁で仕切ってあげた方が将来的にもプライベート空間が保てますよね。
しかし、同性の場合は考え方が変わってきます。9帖もしくは12帖の子供部屋を1つ作って、家具などで仕切る方法もありますよね。
また、一番上の子供さんと一番下の子供さんの年齢が6歳以上離れていたりすると、3人いらっしゃっても子供部屋は2つでいいかもしれません。

子供部屋の将来をどのように活用するのか、間取りを考える上でのポイントになってきます。子供さんが高校を卒業し、大学へ進学したり、就職したりすれば家を出ていきますよね。
でも、娘さんであれば、結婚して孫を連れて、実家に泊まりにくるかもしれません。
子供部屋が将来的に、産後の寝室になる場合もあるわけです。
反対に子供部屋が倉庫になってしまう可能性もあります。
なので、子供部屋の数と配置はとても大切ですし、子供部屋の将来をお客様の将来と照らし合わせながら検討していくことをおススメします。
大工育成プロジェクト【連載④】
今日は、以前ブログで紹介した『ひむか大工塾』に参加しています。今日と明日の2日間です。
いよいよ今日から、自分たちの描いた現寸図を基に、「木ごしらえ→墨付け」の作業に入りました。
最終的な完成形はこちらです。

本番でも練習でも、あえて材木の寸法が少し大きめに成形されており、まずは鉋で削って必要な寸法に「木をこしらえないといけません」。大工技能士の実技は、ホントに奥が深く、難しい試験です。

鉋(かんな)の手入れが悪ければ、当然、材木も簡単には削れません。
このように定規を充てながら、ちゃんと直角に材木が削れているかを確認しながらの作業になります。

生徒さんにはもちろん個人差もありますし、覚えるスピードも違います。
一番大切なのは、「取り組む姿勢」だと感じています。

来月にはいよいよ組み立てていきます。
この中から何名、2級大工技能士に合格できるか楽しみな反面、責任重大です。
改修の難しさ

おはようございます。
いきなり、こんな写真を載せましたのでビックリされた方はごめんなさい。
この材木は、2階建て住宅の外に見せている通し柱の元口です(元口とは、木の根っこ側)。
切断する前は、まさかここまで根元が腐食しているとは思いもよりませんでした。

改修工事の難しいところは、『やってみないと本質が分からない』ということです。
この柱も切断してみないとホントの劣化状況は分かりませんでした。
私たちは経験を積みながら、お客様から相談されたときに推測を交えて応えないといけません。

でも、時には応えた内容と違ったり、正反対の結果だったりします。そのときに、ちゃんと謝ることができるか、失敗を認めることができるかが大切です。

この工事も1年ほど前から相談されてましたので、お客様にお待たせしたことに対して謝りました。だって、こんなに腐食しているのに待たせてしまったので。
反省したところです。そして、『改修の難しさ』をまた1つ経験できました。