瓦屋根から「雨漏り!?」
弊社は、8月12日から15日までお盆休みをいただきましたが、15日に心配な電話がありました。
お盆休み前や休み中に台風の影響で何度か大雨が降りました。
その影響なのか・・・「雨漏りしてるとよ!」という電話が!!
電話をいただいたお客様は、新富町で3年前に大規模リフォームをさせていただいたお客様でした。
3年前に、瓦屋根は一部葺せ替えるなど少し作業しましたが、雨漏りしていた箇所は、弊社が全く触っていない場所からの雨漏りでした。
小屋裏に入り、雨漏り箇所を探してみると・・・
数か所に雨水が染みているのを発見!しかし、なぜ雨漏りしているのかは、下からでは分かりませんでした。
そこで、お客様に説明したのは、
「瓦を剥いでみないと分からない」というのが弊社の正直な回答でした。
お客様から、なるべく早く対応して欲しいとのご依頼だったので、16日に現調に行き、17日には現場作業に入りました。
実際に、瓦を剥がしてみると・・・何か所が雨水でルーフィングが濡れているのを発見!!!
さらに、よ~く観察すると、実際に雨漏りしている部屋の上ではなく、少し離れた箇所から雨水が瓦の隙間から入り、瓦桟とい瓦を固定するための下地の上を伝って・・・
この穴の開いている箇所まで雨水が流れ込んでいました。この穴の真下が雨漏りしていた部屋になります。
このルーフィングは、一時期、流行っていた商品らしいです。
いまのようにゴム製ではなく、どちらかというとビニール製の様な生地でした。瓦の下なのに、太陽の熱でこれだけ劣化が進み、穴が開いたんだろうと推測されます。
原因も分かったところで、お客様に説明し、とりあえず、雨漏りしていた箇所周辺をやり替えることになりました。
これが、古い瓦桟をバラシているところです。瓦桟もかなり痛んでおり、水腐れしておりました。
古い瓦桟をバラシた後、古いルーフィングの上から、新しく改質性ゴムアスルーフィングを差し込み、処理を行いました。
上に太陽光パネルが見えますが、この太陽光を設置するために屋根に固定されていた架台はステンレスビスで固定されていましたが・・・
本来であれば、太陽光パネルを設置する前に、瓦を剥がし、ルーフィングを入れ替えないといけないはず・・・
設置して、すでに10年以上の時間が経過しているようですが、今後も雨漏りする可能性があることを説明させてもらいました。
まだ、今後も気が抜けない状況です。
お客様との打合せし、今回は、雨漏りしている箇所のみ、処理を行いました。
瓦を元に戻せば、下地の状態などは、素人でもプロでも本当に分かりません。
古い瓦屋根ほど、太陽光の設置など、リスクを伴います。まして、お客様も素人なので、屋根まで上って工事を観察したりすることが難しいのが「屋根」です。
皆さんも、業者に任せきりになりすぎないよう、十分にご注意ください。
弊社では、この新富町のお客様とも、この工事後も連絡をとり、雨漏りしてないか確認を密にとっています。
「雨漏り」は、一番の瑕疵であり不適格建築です。弊社も傲慢にならず、気を付けながら、今後も施工していきたいと思います。
高鍋町の新築平屋建て WB HOUSE 【連載④】
おはようございます。
先週の24日(金)と25日(土)の2日間で何とか、K様邸の棟上げを無事に行うことができました。
台風20号も宮崎県など九州方面ではなく、四国や中国・近畿地方にそれたので、朝の時点ではまさに快晴でした。
この写真が棟上げスタートの時点です。
順調にクレーンを使いながら、桁や梁を組み込んでいきました。
これだけ晴れてくれて良かったぁ~と安堵しながら、作業を進めておりました。
ところが・・・正午の昼休憩ごろから、雨雲が出てきて、雷がなり、現場は1時間ほど中断する事態になりました。さすがに、雷も鳴っていたので、これ以上の続行は難しいかと諦めかけた時間帯もありましたが、何とか最後まで作業することができました。
25日(土)は、かなりフラフラの状態でしたが、お寺の住職さんがお越しくださり、17時から「お祓い」をしていただき、身の引き締まる時間を過ごすことができました。
最後に、施主のK様、そのご両親やご親戚の方々と記念写真を撮らせてもらいました。
若干1名、右側の私が真っ黒なことがこの2日間の暑さを物語っています。
K様の長男くんがたいへん楽しみにしていた「せんぐ撒き」
「おれが角餅を撒くから!!」と意気込んでいました^^
K様の旦那さんにも角餅を撒いてもらいました。
さぁ~、「せんぐ~、せんぐ~」と言いながら、せんぐ撒きのはじまりはじまり~
すご~い人数のギャラリーでした。「こっち~こっち~」と叫んでいる方も居たような居なかったような(笑)
子供よりも大人が必死になることってあまり無いような気がしますが、大人の方も童心にかえってガムシャラにお餅を拾っていたのが印象的でした。
ギャラリーの方々も家に戻り、静けさを取り戻した現場でパシャリ!
これが南側から見た外観です。今回は、L型の形状になっています。
しっかりと、WB HOUSE および弊社のキャッチコピーをPRさせていただいてます。
今回は、LDKに化粧梁が3本見えてきます。どんな仕上がりになるのか、これから現場が進んでいくことが、本当に楽しみであり、あらためて責任を感じております。
K様には、棟上げの準備、昼食や夜の直会の食事やお酒など、たくさん労をねぎらっていただきました。ありがとうございました。
これから、お引渡しまで、しっかりと現場作業を進めてまいります。今後とも宜しくお願い致します。
※掲載した写真は、すべてご本人の許可をいただいております。
高鍋町の新築平屋建て WB HOUSE 【連載③】
こんなことってあるんでしょうか。
台風が立て続けに2つも発生し、宮崎県もかなりの影響を受けています。台風19号と20号!頼みますから、あまり暴れないで欲しいものです。
弊社も、高鍋町で着工している WB HOUSE の現場が着々と棟上げにむけて準備を進めています。
台風の影響で工事を前倒しし、先週の土曜日に土台敷きを行いました。
↓ 土台を加工する牧草棟梁
↓ 土台のアンカーボルト締めをする大西大工
↓ 土台敷きの状況です。今回もすべて手刻みで材木の加工を行いました。
↓ 土台敷き後の全景です。弊社では、外部足場を組む前に外周廻りに防草シートを敷きます。なぜか?建築中に泥が跳ね、外壁やサッシなどが汚れないようにです。また、防草シートは雨水も抜けるので、現場で作業する際も靴に泥がつきにくくなる利点があります。
無事に土台敷きが終わり、梁や桁、母屋や小屋束を現場で組み立て、クレーンですぐに上げられるように段取りも行いました。
↓ 外部足場も組み終わっております。北側から撮った写真です。
↓ こちらが東側から撮った写真です。道路から見ると結構な高さに感じますね。
あとは、あとは!24日(金)と25日(土)の棟上げ時に雨風が激しくならないこと。現場で作業中に事故や怪我が発生しないこと。そして、何より、施主様が喜んで下さることを願って、万全の準備をしたいと思います。
高鍋町の住宅リフォーム②『あの外観が!?』
みなさん、盆休みをどのように過ごされましたか?
私は、家族で過ごしたり、実家でのんびりしたりと、充実した時間を持つことができました。
さて、7月上旬から着工していた高鍋町のリフォーム工事が盆休み前に完了し、お引渡ししました。
前回の投稿をご覧になった方は、リフォーム後の外観はどのように変わったか比較してくださいね。
リフォーム後の『アフターは!?』
こちらです!!
この変貌ぶりが伝わりますでしょうか?
1階の外観は、奥さんと娘さんが悩みぬいてオレンジ系のレンガ張サイディングに張り替えました。なので、もともと黄色っぽかった2階の外観はホワイトに塗り直し!
全体的に、明るい外観に様変わりしました。外周りの植栽や花壇なども撤去し、シンプルに2台用カーポートと砕石敷きを行い完成です。
内部もクロスの張り替えや2階へトイレの新設などをやらせてもらいました。
Y様ご夫婦、本当にお世話になりました。そして、これからも末永くお付き合い下さいます様、宜しくお願い致します。