オーナーインタビュー

家に早く帰りたくなるんです

vol.1 / Kさま邸 奥さまにお聞きしました
家族三人の写真

のどかな坂の途中に家をかまえるK さまご一家。もともとは山間だった場所を開拓して、坂のふもとにあるご両親の住むご実家のそばにWB HOUSE の家を建てられました。旦那さんの転勤により引越しをくりかえすことが多かったそうですが、家を建てると決めてからは工務店や建設会社を10 社以上見てまわったと言います。

「とにかくいろんな話を聞きに、いろんなところに行きました。ある日、知り合いの方が住んでる家がとてもいい感じだなぁと思って、どこが手がけたのか実際にお聞きしてみたんです。するとそれが工(たくみ)さんでした。でもそれは一つのネタとしてとっておいて、また気になるところがあったら聞いてみようと、そんな感じでアンテナを張ってました。ただその後もいいなぁと思ってたところが工さんの施工であることが結構あって(笑)それで、主人の父親の友人が工建設の当時の代表(先代)の方と親しかったこともあり、よし、工さんに直接相談に行ってみよう!となったんです」

その条件じゃ、うちは家は建てない

「先代の多田さんに予算や場所やこだわりなど私たちの思うままに相談してみたんです。かえってきた答えはまさかの『その条件じゃ、うちは家を建てない』。予想もしなかったその一言の衝撃を今でも覚えてます(笑)いろんな工務店など周ってましたが、そんな返答をしてくるところは一社もなかったですし、断られたことなんてもちろんなかったです。だからこそ、先代の家づくりに対する熱く強い信念は、私たちを驚かせ、ぜひ我が家をお願いしたいと決心させたんです」

キッチンに立つ女性の写真

住む人のこれから始まる新しい暮らしのために、目先のことだけを優先して家を建てることはしたくないと、工建設の前代表は考えていました。その思いは『家は一生使うものだから』と大工職人としての揺るぎない信念を持っていたことの表れでもあったはずです。ただ、先代である父親がお客さんにそんな断り方をしてたとは、現代表はここではじめて知ったみたいでした(笑)

WB HOUSE じゃなくてもいいと思ってました

「しばらく両親のいる実家に住んでる期間があったんですが、そのときに当時まだ幼かった娘が咳とぜんそくで苦しむことがあったんです。家の中の空気の乾燥や湿気が原因だとわかっていたので、新しく建てる家はこの悩みも改善させる方法はないのかなと思ってました。ただ、加湿器や除湿機などで部屋の空気をなんとかするイメージしかなかったので、工さんにWBHOUSE のことを説明されても全然ピンとこなかったんです。ネットで形状記憶のバネのことまで自分で調べたりしてたんですが、予算も上がるしそんなことで夏と冬の暮らしが今までとどうかわるのかずっと半信半疑のままでしたし、WB HOUSEじゃなくても別にいいと思ってました。でもやっぱり体感することが一番ですね(笑)WB HOUSE の室内体験車があってそれに入らせてもらったんですけど、ほんとにびっくりしました。きれいな空気って家の中で維持できるんだなってその時はじめてわかったし、その仕組みも初めて実感できたんです」

布団に寝転がる子供の写真

自然に空気のことを感じるみたいです

「住みはじめて今年で7 年目なんですけど、娘は一回も咳とぜんそくで入院したことがないです。ひんぱんに病院に駆け込むことが前はありましたが、なんかやっぱり部屋の中の空気が違うんだと思います。魚や肉料理をつくったときでも次の日の朝には臭ってないです。あらためて実感したのは、家族で実家に泊まったときですね。もはや何もかも違うというか... 冬場の室内温度が7℃も違ってました。友人やお客さんを招いたときも自然に空気のことを感じるみたいです。空間ごとの空気のよどみがないって。押入れって普通よどんでますよね?空気。うちのはよどんでないんです。カビ臭さもなくて。物はたくさん入れてるんですけどなんか逆に押入れらしくないというか、娘はよく入って遊んだりしてますね」

取材したこの日は梅雨まっただ中の晴れ模様。外は湿気がどんより。実際に押入れに手を入れると、押入れらしくない意味がわかりました。物を詰めこむこの空間は用があるときでないと開かれる場所でもないし、当然、空気の入れ替えなんてあるは ずもないです。なのに、ここの押入れは普段接する押入れとは違う感じがしました。

朝食のコーヒーを飲む男性の写真

「冬はこたつしか暖房器具を使ってないです。室内が自然とあったかいので子供はそのまま薄着の格好で外にでちゃうんですね。必ずあとで上着をとりに戻ってきます(笑)今では足元にあるフロアヘルスの開け閉めは子供たちの仕事にしていて“開けたら涼しくなる” “閉めたらあったかくなる” ってことを多分わかってるんじゃないかなと思います」

自然体で話してくれるK さんご一家を見ていると、この家に住んでることを楽しんでるようにも見えます。家と一緒に生活をしているような、あたりまえだけど無理なくお互い開放的に暮らしているような印象です。そこには「WB HOUSE だから」という答えが返ってきそうです。

なんにもなくても来てくれたり

「二階の部屋から屋根についてるハットヘルスが見えるんですが、以前、開く瞬間を目撃したことがあって。すごい!あのバネちゃんと働いてる(笑)って。家が呼吸するってこういうことなんだと、仕組みも実感できるし電気の力を借りずにここまで空気が動くことがすごいですよね。なんだか、ほんともう家に早く帰りたくなるんですよね。家にいる時間が長くなっているのが自分たちでもわかります。工さんが私たちのこだわりをたくさん実現してくれた部分もあって、『一生の家だ』と強く言えます。台所は特にこだわってつくってもらってて、家族と会話しながら料理ができてリビングへの視界がいいので、子供たちを見ておける安心感があります。廊下から見たときの流しの目隠しになるように、15cm ぐらいの高さでカウンターを設ければという工さんのアイデアは今ではすごく役に立っています。家を建てるってなるとやっぱりあれもしたいこれもしたいって目の前の現状を前提に要望を言いたくなるんですよね。でもそれじゃダメだって。工さんは家のことばかりでなく、私たち家族のことをすごく考えてくれてたんだと思います。子供が大きくなったときのこと、料理をつくるときの気持ちのこと、空気のこと。家中の木を見てるといっぱい伝わってきます。家が完成して住みはじめた後もなんにもなくても来てくれたり。住む人への思いがあるからあれだけ家への信念があるんでしょうねきっと。二代目の代表も先代とそっくりです(笑)」

子供の成長を記した柱の傷

工建設の先代が建てたこの家には、家族の時間を楽しむ仕掛けのようなものがたくさん込められていました。WB HOUSE だからそれができたのか決めつける必要はありませんが、WB HOUSE の持つ力が大切な人と暮らしていくこれからの日々をやさしくケアしてくれることは間違いないでしょう。「きれいな空気」が、家族と過ごす時間を育んでいる場面がここにはありました。

工建設で立てた家 子供が使い古した思い出のピアノ 父親と娘が仲良くソファーでくつろぐ様子