工だより-家と人と技と日々

家づくりにまつわる話や工建設の日常をお届けします

2018年08月28日未分類

瓦屋根から「雨漏り!?」

弊社は、8月12日から15日までお盆休みをいただきましたが、15日に心配な電話がありました。

お盆休み前や休み中に台風の影響で何度か大雨が降りました。

その影響なのか・・・「雨漏りしてるとよ!」という電話が!!

電話をいただいたお客様は、新富町で3年前に大規模リフォームをさせていただいたお客様でした。

3年前に、瓦屋根は一部葺せ替えるなど少し作業しましたが、雨漏りしていた箇所は、弊社が全く触っていない場所からの雨漏りでした。

小屋裏に入り、雨漏り箇所を探してみると・・・

数か所に雨水が染みているのを発見!しかし、なぜ雨漏りしているのかは、下からでは分かりませんでした。

そこで、お客様に説明したのは、

「瓦を剥いでみないと分からない」というのが弊社の正直な回答でした。

 

お客様から、なるべく早く対応して欲しいとのご依頼だったので、16日に現調に行き、17日には現場作業に入りました。

実際に、瓦を剥がしてみると・・・何か所が雨水でルーフィングが濡れているのを発見!!!

さらに、よ~く観察すると、実際に雨漏りしている部屋の上ではなく、少し離れた箇所から雨水が瓦の隙間から入り、瓦桟とい瓦を固定するための下地の上を伝って・・・

この穴の開いている箇所まで雨水が流れ込んでいました。この穴の真下が雨漏りしていた部屋になります。

このルーフィングは、一時期、流行っていた商品らしいです。

いまのようにゴム製ではなく、どちらかというとビニール製の様な生地でした。瓦の下なのに、太陽の熱でこれだけ劣化が進み、穴が開いたんだろうと推測されます。

原因も分かったところで、お客様に説明し、とりあえず、雨漏りしていた箇所周辺をやり替えることになりました。

これが、古い瓦桟をバラシているところです。瓦桟もかなり痛んでおり、水腐れしておりました。

古い瓦桟をバラシた後、古いルーフィングの上から、新しく改質性ゴムアスルーフィングを差し込み、処理を行いました。

上に太陽光パネルが見えますが、この太陽光を設置するために屋根に固定されていた架台はステンレスビスで固定されていましたが・・・

本来であれば、太陽光パネルを設置する前に、瓦を剥がし、ルーフィングを入れ替えないといけないはず・・・

設置して、すでに10年以上の時間が経過しているようですが、今後も雨漏りする可能性があることを説明させてもらいました。

まだ、今後も気が抜けない状況です。

お客様との打合せし、今回は、雨漏りしている箇所のみ、処理を行いました。

瓦を元に戻せば、下地の状態などは、素人でもプロでも本当に分かりません。

古い瓦屋根ほど、太陽光の設置など、リスクを伴います。まして、お客様も素人なので、屋根まで上って工事を観察したりすることが難しいのが「屋根」です。

皆さんも、業者に任せきりになりすぎないよう、十分にご注意ください。

弊社では、この新富町のお客様とも、この工事後も連絡をとり、雨漏りしてないか確認を密にとっています。

「雨漏り」は、一番の瑕疵であり不適格建築です。弊社も傲慢にならず、気を付けながら、今後も施工していきたいと思います。

オーナーズインタビュー vol.1