古くなった陶芸室の一部を読書室にリフォーム

現場のつぶやき

なんか今日は蒸し暑いお天気ですね。

朝から雲行きが怪しかったのですが、さきほどから 急に大雨というよりゲリラ豪雨並みです。

先日の台風5号よりも雨が激しいような気がします。

私たちは工務店という仕事柄、様々なご依頼を受けます。

ちょうど半年ほど前に川南のお客さんから電話がありました。

「ちょっと相談があるよと」 父のころからお世話になっている80歳代のお客さんからでした。

現地に出向き、お話を伺ってみると、

お客さん:「この陶芸をしよったスペースをよね、一部読書部屋にしてくれんか?」

わたし:「え?また珍しいご依頼ですね。誰が使われるんですか、読書室・・・」

お客さん:「息子がよ、本が好きやっちゃわ~。家の方に入りきらんとと。」

わたし:「どれくらいの本をお持ちなんですか?ちょっと見せてください。」

その会話のあと、ご自宅の方を見に行くと、倉庫にたくさんの書物が!!

息子さんはもちろん私より年上ですし、50歳代の方ですが、学校の先生をされています。

本を読むことがとにかく好きで、でも借りるのは嫌い。

買って自分の物にしたいという お考えから気づけば本を収納するところがなくなってしまったんです。

今年の7月上旬から3週間ほど工事に入らせてもらいました。

写真が工事前と後です。

こんなにも様変わりしました。

やはり本を置くという観点からまずは通気性を考え、 壁も天井も杉板張りを採用。

たいへん落ち着く空間ができたと、お客さんからも喜んでいただきました。

次は、どんなご依頼が舞い込んでくるか、毎日が楽しみです^^