工だより-家と人と技と日々

家づくりにまつわる話や工建設の日常をお届けします

2019年06月07日未分類

最後の台風修繕

タイトルを見て、まだ台風修繕終わってなかったの?と怒られてしまうかもしれませんが、昨年の台風で住宅が被害に遭われたお客様から弊社には80件以上の問い合わせがありました。今回ブログでアップするお客様が最後の台風修繕現場となります。長い道のりでした。

これは何をやっている写真かと言いますと、南側の瓦を一旦北側に運んだ後の写真です。

こちらの現場は、台風の際に、瓦が割れたり飛散したりしていないのに5部屋以上で雨漏りが発生しました。その原因というのは、瓦ではなく「ルーフィング」だったのです!

昔のルーフィングは、フェルトと言って、少し硬めのゴムの様な素材になっています。瓦を剥いでみると、こんな状況でした。劣化が激しく、とても台風に耐えれる状態ではありませんでした。

瓦業者さんと弊社の社員大工さんを総動員し、計11名で作業にあたりました。宮崎も梅雨入りしてしまい、今週は昨日と一昨日の2日間しか晴れないとの予報だったので、人数をかけての作業となりました。瓦の下のルーフィングもですが、かなり埃も溜まっていました。

一番大変だったのは、この瓦を掃除する作業です。もともと、既存の瓦は、セメント瓦で塗装がしてありました。それだけなら良かったのですが、さらにコーキングと言って、瓦の隙間を防水材で埋めてあったのです。それを取り除く作業がかなり堪えました。

既存の瓦は替えずに、瓦の下のルーフィングを張り替えるといった仕事は、かなり珍しいケースです。

でも、使える瓦を捨てるのも勿体ないし、新しい瓦にすればコストも大きく膨らんでしまいますよね。ただ、本当にキツイ作業だったことは間違いありません。

この様に、新しい「ゴムアスルーフィング」を敷き、瓦の下がリニューアルされました。

もちろん、瓦を固定するための、瓦桟も新しくしました。

暑い中、弊社の社員大工さんと瓦業者さんが本当に頑張ってくれたおかげで、何とか作業も無事に終わりました。

本当にお疲れさまでした。

これで、台風修繕はようやく終わりましたが、次の台風までに、屋根替えを3件ほど頼まれています。待っていただいているお客様のために、何とか段取りして次の台風に備えたいと思います。

2019年05月24日未分類

カーポートが大変身

数カ月前に、Zさまから、自宅の駐車場に車庫が欲しいとのご依頼を受けました。

かなり待って、待って、待っていただいて、ようやく完成し、本日、Zさまにお渡しすることができました。

この写真を見て、「あれ?」と思った方!

それもそのはず。カーポートに壁が造作してあります。

コスト面、景観、耐久性など様々なことを弊社の大工さん、そしてZさまと打合せを重ね、既存のカーポートを設置した後に、左側に外壁を張り、さらに収納棚を設置するという案に行きつきました。

Zさまはサーフィンもされるため、真ん中の棚には、サーフボードが置けるように高さなどを調整してあります。また、両サイドには、ほうきなど高さのある掃除用具が置けるようにレイアウトしてあります。これも、すべてお客様のご要望に合わせて、造作しました。

車庫も最初から木造や鉄骨で建てる方法も、もちろんありますが、このように、既成のアルミカーポートを利用して、外壁や棚を造ることも可能です。というか、可能でした(笑)

今回もお仕事をご依頼いただきました、Zさま、ありがとうございました!大変お待たせしまして、申し訳ありませんでした。今後とも末永いお付き合いを宜しくお願い致します。

また、たくさん無理を言って、頭を悩ませながら工事を担当してくださった大工さん、本当に感謝しております。ありがとうございました。お疲れさまでした。

2019年05月24日未分類

大工家具も造ります

私も父親として妻と一緒に毎日奮闘しながら、2人の息子を育てています。(ほとんど、家のことは妻に任せっぱなしですが)

その息子が繋いでくれた初めてのお客様!息子の通う保育園のお友達がいまして、そのお友達のご両親からお仕事をいただきました。このご縁は、息子のおかげでできた縁です。親として感慨深いものがあります。いま家具工事と外構工事の御依頼を受けており、今日は大工さんに制作してもらった大工家具を納めてきました。

Tさまからは、洗面脱衣室とリビングに家具を作ってくれないかとご依頼を受けていました。

まず、リビングです。

対面キッチンのリビング側に収納がなく、生活しながら、モノを置く場所を求めておられました。

Tさまのお宅は、杉板を天井に張ってあったり、中の扉も杉材で制作されており、かなり凝ったデザインだったので、ここに納める家具も杉の集成カウンター材を使用することにしました。奥様がインターネットで色々とデザイン案を探してくださり、事前に見せていただいたので、造り手としては大変助かりました。

今日、納めたリビングの大工家具がこちらです。

天板の上にも物が置けるように、キッチンカウンターとの間にあえて、隙間も作りました。また、左側には、タブレットやプリンターが置けて、必要な際に手前に引き出せるテーブルも内蔵。(笑)

また、右側の棚を奥様のご要望で丸くすることで、キッチンへの出入りや子供さんのことにも配慮してあります。逆に奥様から、こんな感じで角を丸く造って欲しいと言われたときに「なるほど!」と納得するものがありました。お客様から学んだ瞬間でもありました。

次に、洗面脱衣室の収納棚です。ビフォアーの写真を撮り忘れてしまったので、いきなりアフターの写真になります。

洗面脱衣室は、かわいらしい水玉のクロスが貼ってあったので、白いポリ板を使って、大工家具を製作しました。取付けてみて、色を白にして良かったと、旦那様も納得してくだいました。

これだけ、収納が増えれば、洗剤やドライヤーなど様々なものが収納できます。

工事の際中は、旦那様に立ち会っていただきましたので、お仕事から奥様が帰られて喜んでくださるといいなぁと思いながら、現場を失礼させてもらいました。

息子の繋いでくれたご縁。Tさま、この度はお仕事の御依頼をいただき、本当にありがとうございました。引き続き、外構工事も宜しくお願い致します。

2019年05月17日未分類

高鍋町のWB HOUSE 新築平屋建て【連載①】

ひさしぶりのブログになってしまいました。弊社も昨年の台風被害に遭われた住宅の修繕が残り1軒となりました。お客様には、長く待っていただく形になってしまいましたが、梅雨入り前に間に合いそうで少しホッとしております。

そんな中、めでたいことに、高鍋町でF様邸新築工事(WB HOUSE)の棟上げが控えております。

構造材などの手刻みも終わり、基礎工事も完了しました。

今日は建物の周辺に防草シートを敷いてきました。

こちらの物件は、引渡し後にお客様が芝を張ったり、家庭菜園をされる予定のため、建物の周りに黒土が敷いてあります。

しかし、工事中は、何度も外から中に出入りしたり、外部の足場に上ったりするため、黒土は建築現場にとって強敵なのです。

でも、ここまで対策しておけば、もう安心です。工事期間中に、F様の子供さんたちも安心して現場に遊びに来れるよう、準備は万全です。

あとは、天候が良くなることを祈るばかりです。F様、宜しくお願い致します。

2019年04月24日未分類

消費税が10%に上がると損をするのか!?

今日はあいにくの雨模様ですね。近くの田んぼからは、カエルさんの嬉しそうな鳴き声が聞こえてきます。

今回のブログでは、今年の10月1日から増税される消費税対策について、「新築住宅の場合はどうなるのか!?」をご紹介したいと思います。

少子高齢化がこれから益々進んでいく日本において、住宅業界での懸念事項としては「新築着工棟数の減少」が今後進んでいくと推察されています。そんな中、また消費税が上がることで、益々、新築離れが進むのではないかと私自身も思っておりました。消費税が上がれば、住宅価格は上昇し、お客様の借入額も増加します。

しかし、国もちゃんと考えているようです。

こちらが国土交通省のホームページに掲載されているイラスト付きの消費税増税対策です。

まず、

①住宅ローン減税の控除期間が3年延長

についてですが、いま現在も施行されている支援策なんですが、消費税が8%のいま、控除期間は10年間です。それが、3年延長されて、トータル13年控除しますよ!という意味になります。〇〇銀行からお金を借りて住宅を新築したら、毎月ローンの支払いがあります。それは当然のことです。そのローン残高の1%分を個人の所得税や住民税から控除して、各自の負担を減らそうという支援策になります。それが、3年延長されるということは、とても大きなことですよね。

②すまい給付金が最大50万円に!

これは、申請書類の提出などが必要ですが、早く言えば、書類を出せば補助金がもらえるのです。これまでは、最大で30万円だったのが、50万円まで拡充されました。この、すまい給付金は住宅取得者の所得に応じて、給付金額が決まってきますので、誰しもが50万円もらえる訳ではありません。所得が年間で775万以上ある方は対象外ですが、775万以下であれば、10万~50万の給付金がもらえます。利用しないと損ですよね。

③次世代住宅ポイント制度

支援策の中で、一番ちょっと複雑な支援策です。標準ポイントとして、エコ・長持ち・耐震・バリアフリーの4つのどれかに適合すれば、30万ポイントがもらえます。さらに、優良ポイントとして、長期優良住宅・低炭素認定住宅・性能向上計画認定住宅・ZEHの4つのどれかに適合する住宅であれば、さらに5万ポイントが加算されます。この施策は、②のすまい給付金のように現金での支給ではなく、ポイントであることが重要な点です。そのポイントを何かと交換するといった形になります。

このように、国はさまざまな支援策を用意しています。それは、駆け込み需要の軽減や消費税増税後の新築棟数減少を最小限に抑えるためです。

皆さんも参考になさってください。もしかしたら、消費税8%のときに家を建てるよりも、10%のときに家を建てた方がトータル的に得をするケースもあるかも!?

2019年04月12日未分類

高鍋町の WB HOUSE 新築平屋建て【後編①】

桜もここ最近の雨風でだいぶ飛ばされ、少しずつ葉桜が目立ってくるようになりましたね。

私はというと、有難いことに、多くの御相談をいただいておりまして、見積作成に追われております。もっと仕事が早くなりたいという気持ちが強くなる半面、気持ちが焦ってミスをしてしまわないように心掛けながら見積を作っております。

実は、以前のブログ【前編】で載せた高鍋町のWB HOUSE なんですが、無事にお客様にお引渡しできました。しかし、3月は年度末!ということで町の公共工事などにも追われてしまいまして、完成見学会の開催は断念いたしました。楽しみにして下さっていた方々にお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

そこで、今回は【後編①】=外観、次回に【後編②】=内観と題しましてブログにて少し施工内容をご紹介させていただきます。

こちらが正面から見た外観です。南側に隣家があるため、リビングからの景観が隣家で隠れないように、山々が臨める様に建物の配置を敷地に対して奥側にしました。建物の周辺には、防草シートと20ミリ砕石を敷き、少しでも草取りなどの手入れが不必要になりような施工を施しています。もちろん、お客様のご要望です。

また、手前にあるのは、YKKap製のカーポートです。割と風当たりの激しい場所なので、ポリカ屋根のカーポートではなく折板屋根のカーポートを選定しました。お客さんの車が2台ゆっくりと入るサイズです。

こちらはサンルーム。弊社でも久々に設置工事を行いました。朝の天気予報では雨は降らないって言ったのに急に小雨が降ってしまったり、天気予報が外れることもたま~にありますよね?そんなときでも、サンルームがあれば、安心です。働いていれば、すぐに家に帰ることってなかなかできないですもんね。

また、お引渡しのときに、外は少し肌寒かったのですが、サンルームの中は暖かく、リビング側の窓を開けると暖房効果も抜群だなと感じました。そんな良さも実はあるんですね。私にとっても新しい発見でした。

梅雨時期でも、この中を締め切ってしまい、除湿器が稼働できるよう、コンセントも設置しました。

住宅を計画する際に、「洗濯物をどこに干すか」必ずお客様と悩む点です。サンルームはコスト的にも決して安くはないですが、利便性や耐候性は素晴らしいため、長い目で考えたときには有効な手段だと思います。

こちらは屋根の写真です。お客様のご要望として、瓦はイヤっ!と言われておりましたので、ガルバリウム鋼板の横葺きを採用しました。あまり艶がなく、マットな仕上がりなので、ブルーの外壁ともマッチしています。この屋根の葺き方は、よく神社やお寺で目にしますよね?住宅でも葺ける方法ですので、是非ご参考ください。

次回は、内観についてご紹介します。お楽しみに!!

2019年03月31日未分類

無垢材を使ったキッチン

先日、渡辺パイプさんからご招待され、鹿児島にあるウッドワンさんのショールームに行ってきました。

私自身は、2度目の訪問だったのですが、

①ショールームがリニューアルしたこと

②渡辺パイプの担当者が転勤になるため会いたかったこと

③ウッドワンさんの商品をさらに勉強したかったこと

この3つが大きな理由です。

見てください!これは、家ではありません。ショールームです。こんな風にあえて生活感を演出されており、商品を身近に感じられる空間作りがされておりました。

一番気に入ったのが、このオーク材を面材として採用したシステムキッチンです。本物の無垢材でしか出せない質感や温かみがあり、カッコイイ!という印象でした。

また、システムキッチンや家具に採用されている、『この取手!』ちょうどいい太さで握りやすく、goodでした。

とうとう、こんな建具まで!この建具、なんと、シート張りなんです。つまり、本物の無垢材を張り合わせた建具(扉)ではなく、無垢材っぽくプリントしたシートを張ってあるんです!でも、手触りや色味は素晴らしい新商品でした。

あと、このチェリーのフロアー材も気に入りました。あえて不整形な乱張りっぽいとこがカッコ良かったです。

今回、学んだことをまた活かして、お客様にご提案できるようにしていきたいと思います。

やっぱり、ショールーム探訪は楽しいですね。

2019年03月19日未分類

住宅に不可欠な車庫【後編】

だいぶアップが遅くなってしまいました。

少し前に、住宅に不可欠な車庫【前編】と題しましてブログをアップしました。その後編をアップしていなかったので、今回は後編をお届けします。

昨年の台風24号の被害に遭い、アルミの車庫が全壊してしまったので、いまの住宅にくっ付ける形で木造にて車庫をリニューアルしました。外観は、こんな感じです。敷地と建物の形状より、縦列駐車での車庫入れになりますが、ゆっくりと2台停まられるようになりました。

建物と境界がもともと並行には建ってなかったので、車庫と境界ブロックとの隙間がこんな風になっています。後々、草が生えるとメンテナンスも大変なので、隙間にはコンクリートを打設しました。車庫の長さが長かったので、竪樋も2か所おとし、屋根の雨水がはけるように考慮しております。

内部はこのようになりました。後で棚を付けたり、照明をつけたり、どうにでも追加できるのが木造の良さでもあります。お客様にこれから末長く使っていただいて、家族の成長に合わせ、車庫もリニューアルしていってもらえればと思います。

2019年03月01日未分類

店舗のお仕事で商売繁盛

今日からいよいよ3月に突入しましたね。少しずつ雨の日も多くなり、暖かい時間も長くなってきたように思います。

2月に入ってから、店舗のお仕事をさせていただいてました。お客様は、私が小さいころからお世話になっている『おざわ商店』さんです。

高鍋町で仕出し屋として営んでおられ、老舗中の老舗であります。

いま、おざわ商店の代表であります、小澤さんは、私が高校時代に野球部に属しておったときの先輩であり、甲子園に行かれた方でもあります。その弟の拓郎は、同級生であり、いま東京の恵比寿で物凄く頑張っています。

話せば山のように出てくるのが、小澤ファミリーとの歴史です。

私の父も、生前は、大変お世話になり、いまは私がお世話になっています。

その小澤先輩からのお仕事の依頼は、何だったのか!?

数年前に他社さんで大規模なリフォームを行い、『おざわ別館』をオープンされました。その中で、利用されてなかった部屋が上の写真のスペースです。このスペースに、ちょっとしたバーのような空間を設けたいというご依頼でした。

約3週間ほどかけて、こちらの店舗の改装をさせていただきました。本日がめでたくオープンということで、お花やお酒などの御祝いがたくさん届いてます。

厨房側と客席側をすべて一体型のテーブルカウンターにしました。厨房側には、製氷機、冷蔵庫、シンク、サーバーなどが入っております。

客席側には、オーダーメイドの椅子を5脚設置し、ゆったりと座れるようなスペースを確保しました。

客席側からトイレに行く途中の廊下には、約140本のボトルが収用できる、焼酎棚を造作しました。皆さん、ボトルキープをお願いしますね!

最後に廊下の突き当たりに出来ていたデットスペースに、レジ台も造作し設置しました。

今回、おざわ商店さんのお仕事は、弊社の牧草棟梁にほとんどの施工を担当してもらいました。本当にお疲れ様でした。

また、関わっていただいた、田中板金工業所さん、トクナガ厨房機器さん、井上ガスさん、泉設備工業さん、高橋電気さん、椎電化センターさん、アド★パックさんにも、本当に感謝しています。有難う御座いました。

今回、おざわ商店さんに店舗の仕事をさせていただくことで、新たな発見や出会いを得ることができました。

これから益々、おざわ商店様の商売が繁盛しますことを心から祈念し、また弊社もあやかりたいと思います。

今後とも末永いお付き合いを宜しくお願い致します。

2019年03月01日未分類

雨の日に行う仕事とは

先代の社長である私の父が口癖のように言っていた言葉があります。

『大工さんを遊ばせるな』

雨の日は、外仕事ができません。リフォームや新築の内部仕事がある場合は別ですが、雨の日でもやれる仕事(作業)をストックしておくことが重要です。

おざわ商店さんの自販機の屋根材を刻む牧草さん。

川南で台風により飛ばされた車庫の材料を削る長友さん。

お引渡し間近のWBHOUSEであるH様邸の物置の材料を墨付けする大西さん。

昨日は、雨の中、3人が別々の現場の作業を行いました。大工さんを遊ばせずに仕事が回せてる現状に少しホッとしつつ、気を引き締め直した1日になりました。

父が天国から安心して、見守れるように、これからも頑張ります。

オーナーズインタビュー vol.1